現渡し
信用取引で、空売りしていた建て玉の決算方法は2種類ある。1つは買い戻しで生じた差額を受け渡しする差金決済。もう1つが「現渡し(品渡し)」で、すでに持っていた同銘柄の「建玉単価×建玉株数」を渡して、その分の代金を受け取る方法である。
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他にもよく見られている用語集です。
- アノマリー
- 株価などの金融商品の価格や投資尺度の異常値など、はっきりとした理論的根拠のない金融市場の現象を指す。日本の株式市場で言われている、「節分天井、彼岸底」などが有名。
- ISM指数
- 全米供給管理委員会が発表する指標(旧NAPM指数)で製造業景気指数と非製造業景気指数がある。特に、ISM製造業指数は、月々の景気動向を示す指標の中で、翌月第一営業日に発表されるため、米国の景気先行指標として注目されている。
- キャップ
- 為替レートが、ある一定のレンジ内で上下をくり返す「ボックス相場」になった際の上限の水準を指している。また、将来、市場金利が上昇しても、設定した金利で資産調達できる権利(=金利キャップ)を指す場合もある。
- 流動性
- 市場取引量の大きさを示し、流動性の高い市場の場合、大きな注文を出しても容易に取引が可能であり、流動性リスクが低いとも言う。
- アクティブ運用
- 日経平均株価やTOPIX(東証株価指数)などの株価指数(インデックス)をベンチマークとし、それを上回る運用成績を目指してファンドマネージャーが自身の裁量で投資判断を下す運用手法のこと。類義語としてインデックス運用、パッシブ運用がある。
- 曲がり屋に向かえ
- 「当たり屋につけ」と正反対の格言。やることなすことがハズレて連戦連敗の「曲がり屋」と呼ばれる人と反対の売買をすれば利が得られるという考え。
- 株価収益率
- 企業の収益から株価の割安・割高を判定する代表的な指標のこと。PBR(Price Book-value Ratio)とも呼ばれる。
- リミット注文
- 指値注文。リミット注文とは、現在のレートよりも、「安いレートになれば買う」、「高いレートになれば売る」といった、現時点よりも有利な条件で行なう注文方法のこと。
- ハンセン株価指数
- 香港株式市場の相場動向を表す代表的な指数のこと。香港証券取引所で売買される銘柄のうち、香港経済を代表する36銘柄を時価総額加重平均で算出したもので、恒生(ハンセン)銀行傘下のハンセン指数サービス(HSIサービス)によって情報提供されている。
- テクニカル分析
- 過去の市場データから、値動きの傾向や価格の平均、取引量などのデータや株価チャートから分析し、将来の価格を予想するなどして戦略的な投資に利用すること。